
秋といえば皆さんは何が思い浮かびますか?
読書でしょうか、スポーツでしょうか。紅葉を始めとした旅行という方もいるかもしれません。
でも今回は食欲の秋にフォーカスを当てて、おすすめのレシピや食材をご紹介していこうと思います。
目次
なぜ「食欲の秋」と言われるのか
「食欲の秋」という言葉は、秋になると食べ物がおいしい季節として知られていることから生まれた慣用句です。
春夏秋冬それぞれの時期に美味しい食材はありますが、特に秋にはさまざまな食材が旬を迎えて
新鮮で美味しくなります。また、夏の暑さが和らいで、過ごしやすくなることで食欲が戻ってきます。
さらに、冬に備えてエネルギーを貯めようとする動物的本能や、日光に当たる時間が減って
セロトニンの分泌が減ることで、食べることで精神を安定させようとする心理的要因もあります。
このように、秋に食欲が増す理由は、食文化や気候、体の生理機能などに関係していると言われています。
旬の果物
秋になると、木に実るジューシーな果物がたくさん出回ります。
そんな旬の果物を順にご紹介していきます。
ぶどう

ぶどうは、7月から11月までが収穫期で、10月が出荷のピークです。
シャインマスカットを代表とする種なしや皮ごと食べられる品種もあり、
食べやすく人気の果物です。ぶどうは、そのまま食べるのはもちろんジャムやゼリー、ワインなどに
加工してもおいしくいただけます。
また、ぶどうには、ポリフェノールやビタミンCなどの抗酸化物質が豊富に含まれており、
美容や健康にも良いと言われています。
ぶどうのレシピ

- ぶどうのクラフティー
- ぶどうを冷凍して、ミキサーにかけるだけでできる簡単なデザートです。ぶどうの甘酸っぱさとシャリシャリとした食感が楽しめます。お好みでヨーグルトやハチミツを加えてもおいしいです。
詳しいレシピはこちら
- ぶどうを冷凍して、ミキサーにかけるだけでできる簡単なデザートです。ぶどうの甘酸っぱさとシャリシャリとした食感が楽しめます。お好みでヨーグルトやハチミツを加えてもおいしいです。

- ぶどうのタルト
- タルト生地にカスタードクリームとぶどうをのせて焼くだけで、華やかなタルトができあがります。
ぶどうの種類や色を変えて、見た目にも楽しめます。
ぶどうの上にゼラチンを塗って、ツヤツヤに仕上げましょう。
詳しいレシピはこちら
- タルト生地にカスタードクリームとぶどうをのせて焼くだけで、華やかなタルトができあがります。
柿

柿は、9月から12月までが旬で、特に10月が出荷の多い時期です。
硬い柿と柔らかい柿に分かれ、好みによって食べ方が異なります。
柿には、食物繊維やカリウム、ビタミンAなどの栄養素が多く含まれており、
便秘や高血圧の予防にも効果があると言われています。
柿のレシピ

- 柿のサラダ
- 硬い柿を薄切りにして、レタスや白菜、ツナ、塩昆布などと一緒にサラダにします。
ドレッシングは、ごま油、ポン酢でシンプルに味付けします。
柿の甘みとシャキシャキ感がサラダにアクセントを加えます。
詳しいレシピはこちら
- 硬い柿を薄切りにして、レタスや白菜、ツナ、塩昆布などと一緒にサラダにします。

- 柿のプリン
- 柔らかい柿をミキサーにかけて、牛乳や生クリーム、砂糖、ゼラチンと混ぜて冷やし固めます。
柿の風味となめらかな食感が楽しめるプリンです。
お好みで生クリームやナッツをトッピングしてもおいしいです。
詳しいレシピはこちら
- 柔らかい柿をミキサーにかけて、牛乳や生クリーム、砂糖、ゼラチンと混ぜて冷やし固めます。
旬の魚介
秋になると、脂がのって身が締まった魚介が美味しくなります。
サンマやカツオ、鮭や牡蠣など、焼いたり煮たりして秋の味覚を堪能しましょう。
サンマ

サンマは、秋の味覚の代表で、8月から10月までが旬です。
サンマは、塩焼きにしてすだちや大根おろしと一緒に食べるのが定番ですが、
蒲焼きや酢締めなどにしてもおいしいです。サンマには、EPAやDHA、タンパク質やビタミン・ミネラルなどの
栄養素が豊富に含まれており、健康にも良いと言われています。
サンマのレシピ

- サンマの南蛮漬け
- サンマを小麦粉をまぶして揚げ、酢と砂糖、しょうゆで作ったタレに漬けます。玉ねぎや人参、ピーマンなどの野菜も一緒に漬けると、彩りも良くなります。サンマの脂と酢の酸味がマッチした、さっぱりとした味わいです。
詳しいレシピはこちら
- サンマを小麦粉をまぶして揚げ、酢と砂糖、しょうゆで作ったタレに漬けます。玉ねぎや人参、ピーマンなどの野菜も一緒に漬けると、彩りも良くなります。サンマの脂と酢の酸味がマッチした、さっぱりとした味わいです。

- 焼きサンマの押し寿司
- 焼いたサンマをお酢・塩・砂糖といったシンプルな調味料で味付けした酢飯に大葉と一緒に乗せるだけ。
サンマの旨みと酢の酸味が引き立つ、秋らしいお寿司です。
詳しいレシピはこちら
- 焼いたサンマをお酢・塩・砂糖といったシンプルな調味料で味付けした酢飯に大葉と一緒に乗せるだけ。
牡蠣

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富な秋の味覚です。
牡蠣の旬は、品種や産地によって異なりますが、一般的には10月から3月までと言われています。
牡蠣は、生で食べるのが最高ですが、焼いたり煮たりしてもおいしいです。
牡蠣には、タンパク質やカルシウム、鉄分などの栄養素が多く含まれており、
貧血や骨粗しょう症の予防にも効果があると言われています。
牡蠣のレシピ

- 牡蠣のとほうれん草のグラタン
- 牡蠣を殻から外して、ホワイトソースとチーズと一緒にオーブンで焼きます。
牡蠣の旨みとチーズのコクが合わさった、濃厚なグラタンです。
パンやパスタと一緒に食べると、さらに美味しいです。
詳しいレシピはこちら
- 牡蠣を殻から外して、ホワイトソースとチーズと一緒にオーブンで焼きます。

- 牡蠣の酒蒸し
- 牡蠣を殻付きのまま、料理酒で蒸します。牡蠣が開いたら、火を止めて、レモン汁やポン酢をかけて食べます。
牡蠣の旨みと酒の香りが口いっぱいに広がる、シンプルな酒蒸しです。お酒のお供にもぴったりです。
詳しいレシピはこちら
- 牡蠣を殻付きのまま、料理酒で蒸します。牡蠣が開いたら、火を止めて、レモン汁やポン酢をかけて食べます。
旬の野菜
秋になると、根菜やキノコなどの野菜がおいしくなります。
野菜は、煮物やサラダ、スープなどにして、食卓に彩りを添えましょう。
さつまいも

さつまいもは、9月から12月までが旬で、特に10月が出荷の多い時期です。
さつまいもは、甘くてほくほくとした食感が特徴で、焼き芋やスイートポテトなどにしてもおいしいです。
さつまいもには、食物繊維やカリウム、ビタミンCなどの栄養素が多く含まれており、
便秘やむくみの予防にも効果があると言われています。
さつまいものレシピ

- さつまいものチーズケーキ
- さつまいもをレンジで加熱して、マッシュします。クリームチーズと砂糖と卵と混ぜて、型に流し込みます。
オーブンで焼いて、冷やします。さつまいもの甘みとクリームチーズのコクが合わさった、ふわふわのチーズケーキです。
詳しいレシピはこちら
- さつまいもをレンジで加熱して、マッシュします。クリームチーズと砂糖と卵と混ぜて、型に流し込みます。

- さつまいものコロッケ
- さつまいもを茹でて、マッシュします。塩コショウとバターで味付けします。
小さく切ったハムやチーズを入れて、丸めます。小麦粉と卵とパン粉をつけて、揚げます。
さつまいものほくほく感とチーズのとろけ感が楽しめる、おやつにもおかずにもなるコロッケです。
- さつまいもを茹でて、マッシュします。塩コショウとバターで味付けします。
しいたけ

しいたけは、9月から11月までが旬で、特に10月が出荷の多い時期です。
しいたけは、香りが良くて旨みが豊富なキノコで、炒め物や煮物、天ぷらなどにしてもおいしいです。
しいたけには、食物繊維やカリウム、ビタミンDなどの栄養素が多く含まれており、
便秘や高血圧の予防にも効果があると言われています。
しいたけのレシピ

- しいたけの肉詰め
- しいたけの石づきを取り、ひき肉と玉ねぎと卵とパン粉と塩コショウで作った肉だねを詰めます。
フライパンで焼いて、しょうゆと砂糖とみりんで作ったタレをからめます。
しいたけの香りと肉だねのジューシーさがマッチした、ボリューム満点の肉詰めです。
詳しいレシピはこちら
- しいたけの石づきを取り、ひき肉と玉ねぎと卵とパン粉と塩コショウで作った肉だねを詰めます。

- しいたけと油揚げの味噌汁
しいたけを薄切りにして、水と昆布と一緒に煮ます。
沸騰したら、昆布を取り出して、短冊切りにした油揚げを入れ味噌を溶かします。
お好みで、豆腐やネギなどの具材を加えます。しいたけの旨みが味噌汁に染み込んだ、温かい味噌汁です。
詳しいレシピはこちら
いかがでしたでしょうか。
一年で一番ご飯が美味しいと言っても過言ではないこの時期、
目いっぱい秋の味覚を楽しんでくださいね。