冬キャンプおすすめギア【冬キャン入門、ソロキャンプ、多人数にも】

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夏のキャンプとはまた一風変わった顔を覗かせてくれる冬キャンプ。
澄み切った空気の中、人が少なく虫の声も聞こえない冬の山はとても静かで一人の時間を楽しむことができますよね。
冬ならではの空気を楽しむキャンパー同士で、たき火を囲みながら静かな空間に身を置くのも良いでしょう。

さてそんな冬キャンプですが、山の気温は平地よりも基本的に低くしっかりとした防寒対策が必須です。
冬の山は、あっさりと氷点下になってしまいますので対策をしないまま行けば本当に危ないです。
そこで、今回は防寒対策に重点を置いたおすすめのギア10選をご紹介していきます!


冬キャンプのメリット

冒頭でも簡単に書きましたが、3シーズン(春・夏・秋)には無い、冬キャンプならではの良さがあります。まずはそちらをご紹介。

人が少ない

冒頭に少し書きましたが、冬のキャンプ場は本当に人が少ないです。管理地であっても夏場とは違い管理人すら不在のこともままあります。
夏場のキャンプ場を体験したことがある人は、都会の喧騒から逃れてキャンプ場に行ったのに行ってみたら余計に混雑していてウンザリしたといった経験はありませんでしょうか。

冬キャンプの場合、そういった経験をすることはまずありません。なんなら広大なキャンプ場に自分一人といったこともザラです。
喧騒を離れて一人の時間を楽しんだり、慣れたキャンプ仲間と静かな空間を楽しむことができるでしょう。

虫が少ない

夏場はこれでもかというぐらい虫が飛んでいますよね。キャンプは好きで虫も好き、という人以外はやはり虫は鬱陶しいものです。一度テントに破れがあったことに気づかず朝を迎えて、大量の蚊に刺されまくるという体験をしたことがあります。。
そんな体験は稀でしょうが、夏場はそういったリスクもあるということ。

しかし冬キャンプでしたら虫はほぼいません。キャンプが好きだけど虫は苦手、という人にも冬キャンプはおすすめできるでしょう。

空気が澄んでいる

夏のじっとりとした空気ではなく、冬のカラっと乾燥した空気のキャンプ場は本当に空気が澄んでおり、気持ちが良いです。
そんな空気の中、朝の起き抜けコーヒーを飲むのは最高ですね。

天気の良い日の冬の山中から見る星空も、何にも替え難い景色ですよ♪

温かい料理が美味しい

夏のキャンプで焼く魚やお肉が美味しいように、冬のキャンプで煮る汁物やスープは本当に美味しいです。もはやあの味の為に冬キャンプをしてると言っても過言ではないほど。
澄んだ空気の中、濃厚であっつあつのスープとご飯は最高です。


冬キャンプのデメリット

寒い

とにかくこれに尽きます・・!
夏はバイクにキャンプ用品を乗せていくキャンパーも多いですが、冬場にそれをやるとキャンプ場に到着した時点でもう凍えるような寒さ。
寒さは料理の良いスパイスにはなるのですが、夜寝る時が特にネックになります。
何をおいてもしっかりと寒さ対策をすることが大切です。
最悪の場合に備えて、車で行くようにしてすぐに暖を取れる環境にしておくことが良いでしょう。

嵩張る

冬用のキャンプ用品というのは夏用に比べ嵩張ります。シュラフ一つとっても、夏場の薄手シュラフと冬場のダウン入りシュラフではサイズ感が倍近く違います。また床がとにかく冷たいので、コットを使用するか何重にも地面との間にクッション等を入れ、冷たさを遮断しなくてはなりません。嵩張りますが、しっかりと厚みのあるクッションのついたコットを使用するか、厚みのあるエアーベッド等を使いましょう。
また暖を取る為の薪ストーブ等を持ち込むことを推奨しますが、その場合でも荷物は増えていきます。
基本的に冬場のキャンプは車以外では難しいと考えたほうが良いでしょう。

火の取扱いに注意

冬場は朝露が下りていないときは基本的に乾燥しているので、薪などに火をつけやすいです。火をおこすことも大変な作業ですので、その点はとても楽なのですが乾燥しているということは燃え広がりやすいということ。火をおこした後はしっかりと消化し、落ち葉等から燃え広がらないように気を付けましょう。また飛び散る火の粉も侮れません。極力周囲に可燃物を取り除いた状態で火をおこすように心がけましょう。

キャンプ場の冬季閉鎖や仕様変更

冬場は客が少ないので、閉鎖しているキャンプ場があったり解放している場所が限られていたりと仕様変更がある場合があります。
しっかりと事前に確認してからキャンプに向かいましょう。


それでは、

各ギア別におすすめポイントと注意点・おすすめ商品をご紹介。

テント編

冬キャンプでテント選びで抑えておきたいポイントはこちら!

  • スカート(裾部)が長いこと
  • 素材が厚手で可能であれば結露の少ないものであること
  • ストーブを使う空間があること
  • ベンチレーション(換気)機能がついていること

上記の3点です。まず、スカートが長いと地面とテントの間に隙間ができにくく、テント内の気温が下がることを防げます。
次に素材が厚手であることで、冷気をしっかりシャットアウトしてくれます。また結露の少ないコットン素材や、TC素材を使うことで凍った朝露にテント内の温度を下げられることを防ぎます。2ルームテントの場合は入口部分でストーブを焚いても、しっかりと居住空間が確保できるのでおすすめです。またストーブを焚くときは、必ず天井部分に換気窓がついているものを選びましょう。
キャンプにおける一酸化炭素中毒は本当によくある事故です。注意しましょう。

それでは、冬キャンプにおすすめテントはこちら!

ヒルバーグ スタイカ

どんな過酷な環境にでも対応できるように作られたハイエンドクラスの2ROOMテント。高所の山岳、岩場などペグが打てない場所でも、簡単にテントが組み立てられる自立型の二人用ドームテントです。
出入り口が二つあり両サイドに荷物置き場、悪天候時の調理スペースに使える空間があるので、とても便利です。
一般テント素材の5~6倍もある引き裂き強度18kgを誇るKerlon1800を使い、極太10mmポールの組み合わせにより世界中のどの山でも通用する最強のテントです。大型の吸排気口が最も効率良い天井部に付けられ、愛用者から“今までで最高に快適なテントだ”と言う評価を得ています。

価格もこのサイズのテントの中では最高クラスですが、それだけの価値があるテントです。
重量は3.9kg、収納時4.4kg。1~2人用ならこちらさえ持っていればまず問題ないと言えます。


コット編

コットは組み立て式のベッドです。コットを使用するだけで底冷えからはかなり開放されます。ベッド替わりのものとしては銀幕マットなどもありますが、寝心地は雲泥の差です。またコットはベッドだけではなくチェアーやデスク替わりにも使える為、汎用性がとても高く持っていて困ることはないでしょう。

コットにはハイコットとローコットがあります。ハイコットは地面から天面までの高さが高いもので、ローコットは地面との隙間はほぼありません。
筆者は断然ハイコットをおすすめします。多少嵩張る為持ち運びに不便さはありますが、組み立てが楽なのと、テント内に設営したときにコット下にも物が置けて雑然としないのです。
組み立て方次第で2wayで使えるタイプもありますので、吟味して購入したいですね。

それでは、冬キャンプに使用したいコットはこちら!

Coleman コンバーター コット

キャンパーなら知らない人はいないColemanより、コンバーターコットのご紹介。こちらは設置時に角度が変えられるので、まるでリクライニングチェアのような使い方ができます。また設営がものすごく楽な点もGOOD。幅広で寝心地も良い為、とっても重宝しています♪


WAQ 2WAY フォールディング コット

ハイとローの2wayで切り替えられるコット。価格も比較的安価で座面の張りも良く、快適な使い心地です。解体するタイプのコットは組み立てに力が必要なタイプが多く大変なのですが、こちらはワンタッチレバーが付いており組み立てに力が必要ありません。


焚き火台編

料理をするにも暖を取るにも、キャンプには焚き火台があると便利ですよね。最近のキャンプ場は台座無しでのキャンプを禁止しているところもありますし、用意しておくと良いでしょう。

焚き火台はコンパクトに収納できるタイプと、収納性を捨てて利便性を求めたものの2タイプに分かれます。

CAPTAIN STAG ヘキサ ステンレス ファイアグリルM-6500

サイズが直径部40cm程と割と大きく感じるが、キャンプ場で売られている薪が大体40cm前後なので、ちょうどよく使えます。
下に灰受だけ何か置く必要はありますが、本体が軽量なので、追加で灰受だけ持って行っても特に問題はないでしょう。
性能の割にとても安価な点も高評価です。


コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク

キャンプ初心者から上級者まで幅広く使えるコールマンのファイアーディスク。
片付けは脚を折りたたむだけというシンプルな設計。するには火が近いので工夫が必要ですが、たき火を楽しむのには十分です。
シンプルゆえに耐久力も高く、まず壊れることがありません。ずっと長く使えるというのは道具に愛着を持ちたいキャンパーとしては嬉しいですよね。


今回、冬のソロキャンに持っていきたいギアを5点、ご紹介させて頂きました。

他にもこれだ!というアイテムが見つかったときは、随時追加させて頂きますね♪

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今回ご紹介したアイテムの公式サイトはこちら