今回ご紹介するのは、まるで陶器のような見た目・肌ざわりのセラミックフライパンです。
便利なフライパンといえば、表面に汚れがくっつき辛い、テフロン加工のフライパンが真っ先に頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
比較的最近になってユーザーが増えてきたセラミックフライパン、テフロン加工とはどのように違うのでしょうか。今回は他のフライパンとの違い、特徴、利点等をご紹介していきたいと思います!
目次
セラミックフライパンとは?
セラミックフライパンは実は表面のコーティングの名前を指しており、素材そのものの名前ではありません。素材はステンレスかアルミニウム、もしくは両方の2層構造のものがあります。
セラミックコーティングのメリット
セラミックコーティングは、一見陶磁器のようなつるつるとした見た目と手触りが特徴。テフロン加工の耐熱性は260℃~、セラミックは400℃程度と耐熱性に優れ、またコーティングがはがれづらいという特徴があるので、長持ちしやすいです。またセラミックは金属ではないので、コーティングがはがれない限りは錆びることがありません。
セラミックは遠赤外線を多く放出するという特徴があり、また熱伝導性がとても高く全体に火が通りやすいので、食材の火の通り方にムラができ辛いことが調理をする上で最大のメリットだと言えます。
鉄のフライパンのように焦げ付きにくい点も使用していく上で大きな利点でしょう。テフロンのようにオイルレスとまではいきませんが、少量の油で焦げ付かせずに食材を調理することができます。
見た目にも優れており、武骨な金属の表面ではなく様々なカラフルな色合いのフライパンが各メーカーから出ています。キッチンの雰囲気に合わせたデザインのものが選べるのは大きな魅力ですね♪
セラミックフライパンの選び方
それでは、セラミックフライパンの選び方をご紹介していきましょう。
デザイン・大きさで選ぶ
上でも紹介した通り、セラミックフライパンの見た目はとってもお洒落なものが多いです♪どうせならお部屋やキッチンに合ったデザインのものを選びたいところ。
また大きさ・深さもフライパンとして使用する上でとっても重要な点になってきます。
メインのフライパンとして使いたいということなら、26cm前後の大きさで深さは深めのものが使い勝手が良いですね。
取っ手が取れるタイプのものだとそのままお皿に取り分けずとも食卓に置くことができるので、見た目・大きさ・深さから選ぶのは大事ですよ♪
重さで選ぶ
通常のアルミ合金製、ステンレス製、もしくはその2層構造のフライパンにセラミックコーティングの分重量が足されますので、どうしても重くなってきます。いくら調理するのに便利でも調理中に疲れてしまうような重量のものを選んでは長く使い続けるのは難しくなってきますので、自分の調理しやすいフライパンの重さをしっかりと把握しておくことも大事ですね。
素材で選ぶ
素材として使われているものは、アルミニウム(アルミ合金)、ステンレス、一部チタンがあります。アルミニウムはとても軽く熱伝導率は高いですがムラができやすく価格が高くなりやすいというデメリットがあります。ただ力の無い方でも片手で振れる軽量さはとても魅力ですね。
ステンレスは熱伝導率が高く保温性にも優れますが、重いというデメリットがあります。
中にはアルミとステンレスの多層構造にセラミックコーティングを施した良いとこどりのフライパンもあります。多層構造はアルミ程軽くはないですが万能に調理できるので、どちらにしようか迷った方にはオススメです。ただ他のフライパンに比べると価格は高めになります。
長く使うものですから、素材もしっかりとみていきましょう♪

オススメセラミックフライパン5選
上記も踏まえた上で、Amazonや楽天等の売れ筋からおすすめフライパンを10点、ご紹介していきます!
1位 アイリスオーヤマ セラミックカラーパン フライパン 鍋3点セット
調理器具や家電を幅広く販売しているアイリスオーヤマから、取っ手を取り外しできるセラミックフライパンのセットをご紹介!
カラーパンシリーズはネットでは単体販売をしていない代わりにセット価格がとてもお得にご購入できるようになっています♪
またこちらの商品の最大の特徴はワンタッチで取っ手が取り外しできること。収納時にスペースを取りませんし、フライパンのまま配膳したときにもお洒落に食卓を彩ることができます。
カラーパンとの名称通り、カラーバリエーションが7種類と豊富な点も好みに合わせたものを選べる良い点ですね♪
3点セットの内容はフライパンが2種と鍋、付属にガラス蓋と取っ手になります。こちらのシリーズは3点~12点と幅広いラインナップである点もオススメのポイントです。一気に調理器具を揃えたい方、買い替えたい方にオススメです♪
2位 グリーンパン セラミックフライパン ウッドビー
底面部に熱伝導性の極めて高い銅を使用した高級志向のセラミックフライパンをご紹介!
持ち手は木目調、本体部は薄いベージュでとてもシンプルかつお洒落な見た目になっています。価格も決して安いものではないですが、メインのフライパンとして申し分のない活躍をしてくれます。
素材はアルミニウム合金にセラミックコーティングが施されたもの。重量も880gと扱いやすい重量になっています♪
熱伝導性が極めて高いので、強火での調理には適していません。(中火でも十分すぎるほど熱が入ります)
決して安物買いの銭失いになることのない、見た目良し使って良しの長く使えるフライパンです♪
3位 京セラ セラブリッド セラミックフライパン
セラミックのフライパンといえばセラブリッド、と覚えている方もいるのではないでしょうか。
セラミックフライパンの先駆けとして、セラブリッドは100万本もの売り上げをたたき出しました。
それだけの歴史と実績のあるシリーズになりますので、選択肢として間違いは無いでしょう。
様々なサイズのフライパン、深鍋や卵焼き等豊かなバリエーションになっています。
アルミニウム合金+底面ステンレス鋼になっており、耐久性も◎
4位 ツルセラ セラミックフライパン
turuceraより、アルミ合金+セラミック加工ながらとても安価なセラミックフライパンをご紹介!
アップハンドルで持ちやすいく、最初にしっかりと油慣らしさえしておけば問題なく使っていけます。ただセラミックコーティングながら金属ヘラがNGなど、他の国産大手メーカーのセラミックフライパンに比べ少し使い勝手は劣るかもしれません。最初から高価なセラミックフライパンを購入することに躊躇がある方にオススメ!
5位 グリーンシェフ セラミックフライパン
セラミックコーティングにダイヤモンドを配合した独自技術が光るグリーンシェフのセラミックフライパン。
ベルギーのメーカーらしい、淡いターコイズブルーが美しい北欧家具のようなデザイン性の高いお品です。金属ヘラは非推奨となっていますが、焦げ付きにくいと評判がとても良いお品です♪
底面に銅を使用している高品質志向ながら価格が抑えられているのも嬉しいポイントですね♪
以上、オススメセラミックフライパン5選でした。
セラミック加工だけではなく、テフロン加工、ダイヤモンドコート加工、マーブルコート加工等今は様々な種類のコーティングフライパンが各メーカーから出ていますので、迷ってしまいますよね。
今回はセラミック加工のフライパンをご紹介しましたが、それぞれに特徴があり、欠点もあります。
色々な観点からじっくり自分に合ったものを選びましょう♪
フライパンに限らずキッチン雑貨を揃えるなら、機能性を求めたいし勿論見た目も良いものが欲しいですよね♪
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