皆さまはフィレナイフというナイフをご存じでしょうか?元々はアウトドアやキャンプで大きい魚やお肉をさばく為のナイフなのですが、その独特の刃がしなる構造、使いやすさから最近ではご自宅での料理に使われる方が増えています。(Youtube等でアップされているプロの料理人が魚をさばく際の動画などにも結構使われています。)
何よりも、細い刃渡りは何と言ってもカッコイイ!(使っていてデキる料理人感がすごいです笑)
また、ナイフという名前から小さ目のサイズを想像しがちですが、刃幅が狭いだけで刃渡りは10cm~18cm程まで様小型ものもから三徳包丁を超えるサイズのものまで様々です。
今回は小型のものと大型のもの、両方のフィレナイフのおすすめを紹介していきます!
目次
フィレナイフの選び方
素材で選ぶ
ナイフや包丁の一般的な素材である鉄、ステンレス、セラミック、チタン、ダマスカス鋼等があります。
ステンレス
一番包丁やその他刃物に使われている素材ではないでしょうか。錆びにくく耐久性が高い素材です。
ステンレス三層鋼
プロ仕様や本格的な包丁に多い素材。ステンレスに比べ研ぎやすく、また切れ味も長持ちします。ただ性質上とても錆びやすいので、使った後にきちんと水気を切るなど取扱いには多少注意が必要です。
ハガネ三層鋼
切れ味・耐久性に優れる鋼をステンレスで挟んだ素材。錆びにくいが、刃先の錆びには注意が必要。
セラミック
セラミックは金属ではなく、強化プラスチックの一種。そのため錆びることがありません。また切れ味が落ちにくく、お手入れが苦手な人にオススメ!反面割れやすい素材の為、刃の欠けには注意。また専用のシャープナーが必要になります。
チタン
セラミック同様錆びることがありません。またセラミックよりも軽く取扱いが楽です。一方で比較的柔らかい金属である為、切れ味が劣るといった評判もありますが昨今のチタンは加工技術も上がり切れ味の良いチタンの包丁が続々と出ています。今後ステンレスやセラミックに徐々に取って変わっていく素材かもしれませんね。
サイズで選ぶ
フィレナイフは、ペティナイフのような10cm程度の刃渡りの小型のものから、18cmを超えるものもあります。また元々アウトドアで使われるタイプのナイフの為、折りたたみができるタイプのものもあります。
使用用途、手の大きさにあったサイズのものを選びましょう。
ハンドル素材・デザインで選ぶ
シースナイフに使われるハンドル(柄)の部分の素材は、木製、プラスチック(樹脂)、シカの角、ハンドル部分が一体型になっている総金属製のタイプ等様々なタイプがあります。
木製やシカの角等は味がありますが、長年使っているとガタついてくる場合があります。プラスチック製、総金属製のタイプは食洗器対応のものも多く、普段使いにも最適です。
それでは、小型部門、大型部門に分けてそれぞれおすすめを紹介していきます!
まずはご家庭での料理にもメインで使える刃渡り15cm以上の大きなサイズのもの5選!
Rapala Ez Glide 7" Ez グリッド フィレナイフ REZ7
刃の素材フッ素加工されたステンレススチールとなっており、さらに刃の腹部には波形がついており食材がくっつきにくくなっています。刃渡り18cmと長いですが重さは約100gと一般的な包丁よりも軽く取り回しがしやすくなっています。シースも付属して比較的安価な点がGOOD
VICTORINOX(ビクトリノックス) フィレナイフ ブラック 20cm スイスクラシック シェフナイフ 魚用 6.8713.20-X1
アウトドアの老舗ビクトリノックスから、刃渡り20cmの大型フィレナイフをご紹介。
フィレナイフにしては直刃で汎用性に富んだ作りになっています。普段使いでも使いやすいモデルですね。
樹脂製のハンドルとなっており、食洗器にも対応しています。
- サイズ: 幅3.0×奥行1.8×長さ33.1cm 刃渡り:20cm
- 材質: ステンレススチール、ポリアミド
Zwilling ツヴィリング フィレナイフ ドイツ製 食洗機対応 ゾーリンゲン 31030-181
ドイツの老舗ナイフ・キッチン用品メーカー、ツヴィリングよりプロ仕様の高品質フィレナイフをご紹介。
スタイリッシュなデザインに加え、特殊ステンレス鋼は刃がかけにくく長く使えるアイテムです。食洗器に対応している点もGOOD。自宅での料理から、アウトドアまで幅広くカバー!
フィレナイフに迷って、予算に余裕があるならこちらを買っておけば間違いないアイテムです!
- 刃渡り:180mm
- 材質:刃部=特殊ステンレス鋼(SFS57) / ハンドル=ABS樹脂
- 構造:全鋼
貝印 KAI フレキシブルナイフ 関孫六 日本製 AB5118
関から刀身にしなりがある魚用幅狭ナイフをご紹介。やはり日本製の関ブランドは安心できますよね。
柄は木製、刃はステンレスです。最も使いやすいとされている150gmに近い重量で理想的な重心バランスのナイフです。普段使いには最適のモデルです。
- 本体重量:140g
- 素材・材質:刃部/ステンレス刃物鋼、柄部/積層強化木、口金/ステンレススチール
Rapala(ラパラ) フィンランド Fish 'n Fillet knifes フィッシュ フィレ ナイフ アウトドア フィッシング BPFNF6SH1
フィンランドメーカー、ラパラより革のシースが付属したフィレナイフをご紹介。細く作られた刃、ウッド素材のハンドルに革製シースと完全にアウトドアに寄った製品となっています。
- 刃長:約15cm 全長:約27cm 収納時の全長:約31cm
- 刃の厚み(背):約1.5mm 刃の厚み(腹):約0.8mm
- 重さ:約103.5g
- ブレード素材:ステンレス鋼
- ハンドル素材:バーチウッド(樺の木)
- シース素材:レザー
以上、刃渡り15cm以上のおすすめ大型フィレナイフのご紹介でした!次に小型のフィレナイフをご紹介!
ラパラ(Rapala) RCD フォールディング フィレナイフ RCDFF5
フォールディング機能を備えているので、釣りやアウトドア等の携行にもGOOD
- 刃渡り12cm
- 全長28cm
- 収納時16cm
- 素材:ステンレス
ユニフレーム(UNIFLAME) ギザ刃 フィレナイフ 661833
アウトドア用品メーカーのユニフレームより、刃先にギザがついたフィレナイフのご紹介。
フォールディングタイプに比べ傾向性は劣りますが、その分しっかりと刃に厚みがあり、しっかりとホールドできるので腰を据えて使う場面に活躍します!
- 【サイズ】全長:約225mm、刃長:120mm
- 【材質】刃部:ステンレス刃物鋼(420J2)/柄部:積層強化木
- 【重量】約45g
- 【セット内容】シース付
OPINEL(オピネル) No.10 フィレナイフ
フォールディングナイフといえばオピネルというぐらい有名なナイフメーカーよりフィレナイフのご紹介。
ハンドル部分が木製の為乾燥が馴染むまでは刃が引き出しづらかったりと少々趣味性の高い品にはなりますが、切れ味は抜群ですし、持ち手まで湾曲したデザインはスタイリッシュで心が惹きつけられます。
KMarttiini フィンランド Filleting knife Classic 4 フィレッティングナイフ 610010
フィンランドメーカー、ラパラより革のシースが付属したフィレナイフをご紹介。革製シースに掘られた意匠が目を惹くデザインであり、グリップも人体工学に基づいた握りやすい構造に作られています。
- 刃長:約10cm 全長:約20cm 収納時の全長:約23cm
- 重さ:約63.2g
- ブレード素材:ステンレス鋼
- ハンドル素材:バーチウッド(樺の木)
- シース素材:レザー
Rhinoreto フィレナイフ ステンレススチール ブレード 5 - 8インチ シースとシャープナー付き
Rhinoreto より、ブラックのセラミックブレードフィレナイフをご紹介。切れ味の落ちにくい刃、携帯性に優れたシャープナー、プラ性シースセットでアウトドア携行にバッチリなセットです。
以上、サイズ別フィレナイフのご紹介でした!
フィレナイフを使ったことがない方は、いつもの包丁と違うので最初は慣れないかもしれませんが慣れるとすっごく使いやすい、素敵なナイフですよ♪
是非気に入ったものを購入してみて試してみてください!
↓YOUTUBEでの動画版もあります↓